【ドバイ・Gシャヒーン】兵庫のイグナイターは健闘5着 笹川翼騎手「世界でやれることが分かった」

笹川翼騎手騎乗のイグナイターは5着(カメラ・高橋 由二)
笹川翼騎手騎乗のイグナイターは5着(カメラ・高橋 由二)

◆第30回ドバイ・ゴールデンシャヒーン・G1(3月30日、メイダン競馬場・ダート1200メートル)

 【ドバイ(UAE)=水納愛美】1着賞金116万ドル(約1億6402万円)の一戦は14頭立てで争われ、2月のリヤドダートスプリント・サウジアラビアG3に続く連勝を狙ったリメイク(牡5歳、栗東・新谷功一厩舎、父ラニ)は4着に敗れた。勝ったのは地元UAEのタズ(セン7歳、B.シーマ―厩舎、父オクスボウ)。勝ち時計は1分10秒19。

 ほかの日本勢は、逃げたクリスチャン・デムーロ騎手=フランス=騎乗のドンフランキー(牡5歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ダイワメジャー)が2着に健闘。クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=騎乗のケイアイドリー(牡7歳、栗東・村山明厩舎、父エスポワールシチー)は9着、笹川翼騎手=大井・米田英世厩舎=騎乗のイグナイター(牡6歳、園田・新子雅司厩舎、父エスポワールシチー)は5着に終わり、日本調教馬の同レース初Vは来年以降に持ち越された。

 笹川翼騎手(イグナイター=5着)「世界でやれることが分かった。最後は寄られてしまったが、一瞬やれるかなと。ゲートの中でナーバスになってスタートで位置取りが下がってしまった。ドンフランキーの後ろに入れられれば最高でしたが。僕の馬も直線は伸びていましたが、思ったより周りも伸びていました」

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