【池添謙一のKen to 1】グランドセントラルは初勝利までもうひと押し 阪神2R

池添謙一騎手とプラダリア
池添謙一騎手とプラダリア

 弟の管理馬との兄弟G1制覇を目指し、プラダリアと挑んだ大阪杯でしたが、残念ながら6着に終わりました。行く馬がいなかった結果、テンから出して行く馬が多く、プラダリアにとっては、忙しい流れ。先行争いが激しくなり、理想のポジションより一列後ろからになってしまいましたが、最後までジリジリと頑張ってくれていました。

 次は宝塚記念に向かうことが決まりました。今年開催される京都は、重賞2勝と結果の出ているコース。2走前には同舞台の京都記念を好内容で勝ってくれました。メンバーは強くなりそうですが楽しみです。

 また、ドバイでは今年も日本馬が好レースを繰り広げてくれました。なかでも注目していたのは、国内でずっとコンビを組んできたドンフランキー。今回はプラダリアに騎乗するため、乗れませんでしたが、ダートの本場のアメリカ馬などを相手にスピード負けすることなく逃げて2着。最後までドキドキしながらレースを見ていました。国内でまた騎乗する機会をいただければ、一緒に頑張りたいですね。

 今日は阪神で2鞍に騎乗します。グランドセントラルはデビューから5戦連続の騎乗ですが、徐々にレース慣れしてくれています。もうワンパンチ利かせられるように工夫したいですね。

    (JRA騎手)

 【阪神】

2R・グランドセントラルB

4R・ダブルジャッジ  B

     (本紙評価)

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