4月6日の中山4R・3歳未勝利(ダート1200メートル、16頭立て)は、3番人気のヨッコサン(牝、美浦・粕谷昌央厩舎、父ゴールデンマンデラ)が、デビュー7戦目でうれしい初白星を挙げた。父ゴールデンマンデラは、これが産駒のJRA初勝利となった。勝ち時計は1分11秒6(稍重)。
大外の16番枠から好スタートを決めて、そのまま流れに乗って道中は2番手集団を進んだ。スムーズにコーナーを回って直線を向くと、しっかりと脚を使って2着のジェットブレイクに1馬身半差をつけた。
テン乗りの北村宏司騎手は「まだちょっと自分のバランスを保つのに苦労していました。支えてあげながら、進んでいきました。そのなかで、よく頑張ってくれました」と、勝利を振り返った。
JRA産駒初勝利を挙げた父ゴールデンマンデラは、現役時にデビューこそならなかったが、血統の良さから種牡馬入りした。15年の凱旋門賞馬ゴールデンホーンを父に持ち、母ウエスタンマンデラのきょうだいには、21年の天皇賞・春を制したワールドプレミアや重賞2賞を挙げたヴェルトライゼンデなどがいる。