【皐月賞】シリウスコルト好気配 ラストクラシックの宗像調教師「こういう馬がいるのは楽しみ」

宗像調教師が送り出すシリウスコルト
宗像調教師が送り出すシリウスコルト

◆第84回皐月賞・G1(4月14日、中山競馬場・芝2000メートル)

 前走の報知杯弥生賞ディープインパクト記念で3着に好走したシリウスコルト(牡3歳、美浦・宗像義忠厩舎、父マクフィ)は、上々の仕上がりを見せている。管理する宗像調教師は、来年2月で定年を迎えるため、今年の3歳世代が最後のクラシック挑戦となり、「こういう馬がいるのは楽しみです」と静かに闘志を燃やした。

 追い切りを翌日に控えた4月9日は、美浦・坂路を69秒2―17秒2でゆったりと駆け上がった。指揮官は「いつものメニューです。1週前に併せ馬をやって、だいたい馬はできています。明日は坂路からWコースでさらっとやって、息を整える程度でいいと思います」と、順調ぶりに目を細めた。

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