阪神11R・アンタレスステークス・G3・馬トク激走馬=スレイマン
G1・7勝馬ジェンティルドンナの半弟。オープンで戦ったドナウブルー、ドナアトラエンテなど、デビュー時にはコンパクトなボディーが、レースを使いつつ増えていく血統だが、キングカメハメハ産駒の本馬は、初陣から500キロ超、今や550キロ級の馬格を誇る。
キングズソードの2着に粘った阿蘇S、4馬身差Vの門司Sなど、近走は小倉で良績を残しているが、ダイナミックな走法ながら、コーナリングも巧みで、カーブで減速しないタイプ。3月27日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、時計4本と仕上がりも十分だ。ブリンカーをつけて3戦、集中力が出て、まさに成績も安定しており、ここも上位をにぎわす。