◆第21回福島牝馬S・G3(4月20日、福島競馬場・芝1800メートル)追い切り=4月16日、美浦トレセン
フィールシンパシー(牝5歳、美浦・小島茂之厩舎、父ベーカバド)が、美浦・Wコースで追い切られ、軽快なフットワークを披露した。
単走でスタートすると馬なりのまま徐々に加速。集中力十分に最後の直線に向くと、鞍上の手綱は動かないままフィニッシュした。小島調教師は「この馬はゲート練習もしなきゃいけないのでね」と火曜追いの意図を説明。動きに関しては「これまでに仕上がっていたので、いい状態だと思います」と手応えを口にした。
前走の中山牝馬Sは外めの15番枠から2番手で運ぶと、最後までしぶとく粘り0秒3差4着と見せ場たっぷり。初の福島参戦となるがトレーナーは「前走の内容は良かった。あとは枠順ですね」と思案する。