◆クイーンエリザベス2世C・G1(4月28日、香港・シャティン競馬場、芝2000メートル)国内最終追い切り=4月17日、栗東トレセン
前走の金鯱賞で重賞3勝目を挙げたプログノーシス(牡6歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)は、CWコースを半周キャンターのあと、坂路を55秒5―12秒9でサッと駆け抜けた。
自ら追い切りをつけた中内田調教師は「体はできているので微調整ですが、動きはいいです。金鯱賞を一回使って、よくなってきたと言える状態です」と胸を張った。
前走の金鯱賞は状態が上がりきっていないなかでの圧勝。上積みは大きいようで「前走とは違い、今回はレースに向けて勝負できる感じ。去年が完成かと思ったけど、前走をみると、去年よりいいなっていうパフォーマンスをしている」とトレーナー。昨年の当レースは2着で、香港カップは5着だったが、今の状態ならG1制覇も十分に狙えそうだ。