【フローラS】クリスマスパレードは3連勝で重賞初Vへ 石川裕紀人騎手「東京の開幕週は向くと思う」

Wコースで追い切ったクリスマスパレード(右)(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったクリスマスパレード(右)(カメラ・荒牧 徹)

◆第59回フローラS・G2(4月21日、東京競馬場・芝2000メートル=2着までにオークスの優先出走権)=4月17日、美浦トレセン

 無傷3連勝で重賞タイトルを狙うクリスマスパレード(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父キタサンブラック)は、美浦・Wコースでユニヴェールアン(3歳未勝利)を追いかけて6ハロン84秒6―12秒2。直線を向くと速力の違いであっという間に前へ出たが、そこから僚馬が並びかけるのを待つと、ラストで再び突き放した。加藤士津八調教師は「理想通りのいい調整でタメが利いてバネもあった」と高評価。石川裕紀人騎手は追い切りには、またがらなかったが「新馬戦は何も分かっていない感じだったが、前回は返し馬からスイッチが入っていて理想的な競馬ができた」と上積みを感じ取る。「東京の開幕週は向くと思う」。2番手からセンスよく抜け出して2連勝した中山の走りを東京でも見せる。

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