◆第59回フローラS・G2(4月21日、東京競馬場・芝2000メートル=2着までにオークスの優先出走権)=4月19日、美浦トレセン
昨夏にクローバー賞を制して、前走のアネモネS9着から巻き返しを狙うコスモディナー(牝3歳、美浦・伊藤伸一厩舎、父ダノンバラード)は、松岡正海騎手を背にして入念にコンタクトをとった。角馬場から美浦・坂路をキャンターでゆったりと駆け上がり、落ち着いた雰囲気だった。
手綱を執った松岡騎手は「最後も余力のある感じでよかったです。季節的なものなのか、暖かい時期になって良くなっています」と好感触を口にした。近走はひと息な結果が続いているが、かみ合えば侮れない伏兵だ。