福島11R・福島牝馬ステークス◎コスタボニータから入る。前走の中山牝馬Sは勝負どころで外から押し込められてスムーズに外に持ち出せなかったのが痛かった。それでも大崩れせず掲示板を確保し、牝馬限定なら力上位であることを示した。
中5週のローテーションとなるが、放牧を挟んで調整は順調。1週前は新コンビの岩田望が騎乗して栗東・CWコースでラスト1ハロン11秒4(6ハロン86秒1)をマークし、古馬2勝クラスに楽々と3馬身半先着。今週は輸送を控えて微調整程度だったが、動きは良好で仕上がりに不安はない。
昨年2月にオープン入りして以降、阪神牝馬S、クイーンS、愛知杯と牝馬限定重賞で3着が3回。前走も5着とはいえ0秒3差だったし、スムーズに立ち回れれば待望の初タイトルに手が届く。
グランベルナデットは3歳時にリステッド勝ちがあり、昇級は形だけ。継続騎乗も魅力で、こちらも重賞初制覇へ虎視たんたん。シンリョクカは阪神JF2着馬で牝馬クラシックは〈6〉〈5〉着。G3なら首位争いに加わっても不思議ない。