4月20日の東京6R・3歳1勝クラス(ダート1600メートル=16頭立て)は8番人気のブシン(牡3歳、栗東・森秀行厩舎、父イントゥミスチーフ)が直線でしぶとく伸びて2勝目を挙げた。勝ち時計は1分37秒2(良)。
2020年ケンタッキーダービーなど米国G1を3勝したオーセンティックの全弟。好位から直線で抜け出すと、1番人気のアッシュルバニパルの追い上げを鼻差振り切った。北村宏司騎手は「形にはとらわれず、この馬の走りたいバランスで走らせた。よく踏ん張ってくれました」とたたえた。森秀調教師は「元々能力はすごく高くて、いつも気持ち次第。追い切りの動きはとっくにオープン級だった」と5戦ぶりの勝利に笑顔だった。次走はオーナー(藤田晋氏)と相談して決める。