【東京11R・フローラステークス】◎アドマイヤベルから入る。デビューから3戦すべて男馬相手に好走。2走前は0秒4差の勝ち馬アーバンシックが次走のG3で2着、先週の皐月賞では4着。牡馬のトップクラス相手の3着は評価できる。
前走は前に壁がつくれない形でもうまく我慢が利いていた。直線はエンジンがかかるのに少し時間がかかったぶん勝ち馬をとらえきれなかったが、タイム差なしの首差惜敗だった。
前走後はすぐにオークストライアルに目標を定めて順調に調教メニューを消化。1週前は新コンビの横山武が騎乗して美浦・Wコースで一杯に追われて5ハロン66秒2―11秒4で自己ベストを更新。仕上がりは良好だ。半姉は17年ヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリード。同じ東京で姉妹重賞制覇を達成し、大舞台に駒を進める。
クリスマスパレードも男馬相手に2戦2勝。初の左回りはカギになるが、好位で運べる脚質は開幕週の馬場では強力な武器となる。カニキュルは骨折明けを叩いた上積みと、末脚が生きる東京替わりで反撃に出る。