◆第169回天皇賞・春・G1(4月28日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月27日、栗東トレセン
71年ぶりの牝馬Vを目指すサリエラ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)は角馬場で調整。栗東での調整も2度目とあって、落ち着いた雰囲気を保てている。「変わりなく来られているのがいいですね」と椎本助手も目を細めた。
前走のダイヤモンドSでは阪神大賞典を快勝したテーオーロイヤルと首差の2着。長距離適性を示した。天皇賞・春を牝馬が勝てば1953年レダ以来の快挙。昨年のジャスティンパレスなど、過去10年で4勝している1番枠も絶好だ。「枠も味方してくれた。(武)豊さんなので言うこともありません」と歴代最多の8勝をマークする鞍上に期待を寄せた。