【京都11R・天皇賞(春)】繊細な関東所属の牝馬にとって、輸送の負担が軽減する栗東滞在は、やはり大きなアドバンテージとなる。その“パイオニア”とも言える国枝厩舎は、今年も桜花賞をステレンボッシュで制し、強みを存分に生かしている。
今回のサリエラもその効果を大いに感じさせる。1週前のCWコースでしっかりと攻め、当週には僚馬の外から伸ばした滑らかな脚さばきから気配の良さが伝わる。調教後の馬体重は前走時より6キロ減。戴冠へ勝負の時だ。馬連(1)から(14)を厚めに(4)(5)(7)(11)(12)(17)。