【ケンタッキーダービー】テーオーパスワードが併せ馬で先着 木村和士騎手「動き、感触すごく良かった」

木村和士騎手が騎乗し、併せ馬で先着したテーオーパスワード(右)(カメラ・高橋 由二)
木村和士騎手が騎乗し、併せ馬で先着したテーオーパスワード(右)(カメラ・高橋 由二)

◆第150回ケンタッキーダービー・G1(現地時間5月4日、チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)追い切り=現地時間4月30日、同競馬場

 新馬、伏竜Sと2戦2勝で挑むテーオーパスワード(牡3歳、栗東・高柳大輔厩舎、父コパノリッキー)は、5月3日のアリシーバS・G2(ダート1700メートル)に出走するテーオーサンドニ(牡5歳、同、父キタサンブラック)とダートコースで併せ馬を行った。

 テーオーパスワードと初コンビとなる木村和士騎手が騎乗。パートナーを追いかける形で進め、コーナーで外から並びかけると、直線で力強く伸びて半馬身先着。4ハロンのタイムは46秒8だった。

 木村騎手は「昨日、初めて騎乗した際は、慣れない環境で馬が物見をしたりしていましたが、今日は併せ馬をして、動き、感触とすごく良かったです。調教師と話しても状態がすごくいいとのことで、レースがとても楽しみです」と期待した。

 現地で見届けた高柳大調教師は「木村騎手が指示通りしっかり追ってくれましたし、見ていてもいい動きで、満足できる追い切りとなりました。併せ馬をしてキックバックを教えることもできましたし、騎手も問題なかったと言ってくれました」と振り返った。


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