8日の川崎競馬で一日に2度のカンパイ(発走のやり直し)が発生する珍事があった。
4Rは、馬をゲートに誘導する係員が外に出る前にゲートが開いたため、発走委員が真正な発走と認めず発走のやり直しとなった。だが、すべての馬が止まらずかなりの距離を走ったため、全馬を競走除外とし、レース取り止めとなった。4Rの馬券はすべて返還となる。
さらに7Rでも出走馬トゥーリナライトがフライングしたため、発走のやり直しが発生。このレースはピースリアンがかなりの距離を走ったため競走除外となり、再スタート後の競走は成立した。
カンパイは、近年では2023年4月18日に大井競馬で発生している。