【オークス】エセルフリーダは除外覚悟の直行策が実り万全の状態 武藤調教師「1歳春からここを目標にしていた」

エセルフリーダ
エセルフリーダ

◆第85回オークス・G1(5月19日、東京・芝2400メートル)

 エセルフリーダ(牝3歳、美浦・武藤善則厩舎、父キタサンブラック)は、前走のミモザ賞を勝利後、フローラSを使う案もあったがオークス直行を選択した。武藤調教師は「ミモザ賞後は疲労があって、フローラSに間に合うかという感じに。間に合ったとしてもその後に反動はくるし、除外覚悟でも直行を選択した」と、意図を説明。その賭けに勝ち、樫の大舞台へ出走を決めた。

 間隔を取ったことで披露も回復し、1週前追い切りの5月9日には美浦・Wコースで5ハロン68秒5―11秒4をマーク。1馬身追走した僚馬に2馬身先着する、軽快な伸びを見せた。トレーナーは「イメージ通りの調教ができた。(オークスは)1歳春からここを目標にして2年越しの舞台。出走できるし、本当に直行で良かった」と、声を弾ませた。

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