【平安S】ハナ主張したミトノオーが首差で逃げ切りV 松山弘平騎手「まだまだ余裕」

松山弘平騎手騎乗のミトノオー(左)が逃げ切り(カメラ・高橋 由二)
松山弘平騎手騎乗のミトノオー(左)が逃げ切り(カメラ・高橋 由二)

◆第31回平安S・G3(5月18日、京都・ダート1900メートル、良)

 16頭立てで争われ、5番人気で松山弘平騎手騎乗のミトノオー(牡4歳、美浦・牧光二厩舎、父ロゴタイプ)が、昨年の兵庫チャンピオンシップ・交流G2以来となる約1年ぶりの勝利で、重賞2勝目を挙げた。昨年のジャパンダートダービー・交流G1で3着、浦和記念・交流G2と前走のマーチS・G3の2着など5戦連続で敗れていた。牧調教師は10年ローズS(アニメイトバイオ)以来のJRA重賞制覇。松山騎手は22年テーオーケインズ以来の平安S2勝目。勝ち時計は、1分57秒4。

 最後の直線で追い上げた3番人気のハピ(菱田裕二騎手)が首差の2着に食い込み、3着は道中2番手につけた10番人気のメイショウフンジン(酒井学騎手)が粘り込んだ。3連単は16万1560円の波乱だった。

 松山弘平騎手(ミトノオー=1着)「スタートも良かったですし、マイペース、自分のペースでハナに行きましたがしぶとかったですし、強かったと思います。(2番)枠はいいと思っていましたが、外に同型がいましたので、そこだけでした。こちらもスタートを決めて主張する姿勢は見せて、相手にプレッシャーをかけたかった。最後は接戦になりましたが、馬にはまだまだ余裕がありました」

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