【東京11R・ジューンS】エリカヴァレリアが差し切りVでオープン入り 久保田調教師「本格化してきている」

ジューンSを制したエリカヴァレリア(右)(カメラ・荒牧 徹)
ジューンSを制したエリカヴァレリア(右)(カメラ・荒牧 徹)

 6月8日の東京11R・ジューンS(3歳上3勝クラス、芝2400メートル=14頭立て)は6番人気の伏兵エリカヴァレリア(牝6歳、美浦・久保田貴士厩舎、父オルフェーヴル)が後方から差し切ってオープン入りを決めた。勝ち時計は2分25秒3(良)。

 五分のスタートを切ると、道中は中団でリズム重視。スローペースで流れた直線は上がり最速33秒8の末脚を使って差し切った。初コンビだった田辺裕信騎手は「特に癖もなく、聞いていた通り乗りやすかったです。ロスなくいければ面白いと思っていたし、この馬自身力をつけてきているのかなと思います」と振り返った。

 管理する久保田貴士調教師は「本格化してきていますね。ジョッキーも初騎乗で上手く乗ってくれたが、東京であれだけの脚を使えるのは力をつけているから。強い相手に勝ち切れていい内容でした」と愛馬をたたえた。

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