【東京11R・多摩川ステークス】◎マンドローネから入る。昇級後〈9〉〈4〉着と結果が出ていないが、レース内容は対照的。2走前は好スタートから先行するも、外枠で前に壁ができず脚をためられなかったことが敗因。前走は一転、中団で折り合いに専念し、直線は目立つ伸び脚を見せて4着。勝ち馬とはタイム差なしで、評価できる走りだった。
前走後は放牧に出てリフレッシュ。5月30日に美浦に帰厩後の調整は順調で、Wコースでの1週前追い切りは3頭併せの最後方から5ハロン自己ベストの64秒3を馬なりでマーク。今週も単走馬なりで5ハロン66秒7―11秒4の好時計を楽々と計時しているように、コンディションは良好だ。かなり遅い流れになりそうなメンバー構成だが、スローの瞬発力勝負は歓迎のタイプ。2戦ぶりのコンビ復活となるルメールを背に、オープン入りを果たす。
オメガキャプテンの前走は8着だったが、久々の影響で反応ひと息でも0秒2差と離されず。今回も全3勝の7ハロンだけに軽視は禁物。いいスピードがあるユハンヌスは、昇級しても相手なりに走れる。