【東京11R・多摩川S】ミシシッピテソーロがオープン入り 木幡巧也騎手「どこからでも競馬できるのが強み」

多摩川Sを制したミシシッピテソーロ(右、カメラ・荒牧 徹)
多摩川Sを制したミシシッピテソーロ(右、カメラ・荒牧 徹)

 6月15日の東京11R・多摩川S(3歳上3勝クラス・芝1400メートル)は、5番人気のミシシッピテソーロ(牝4歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父ダノンバラード)が2番手から抜け出してオープン入りを決めた。

 スタートを五分に決めると、逃げるコスモエスパーダの後ろを確保。ゆったりとした流れにも折り合いがピタリとつくと、抜群の手応えで最後の直線へ。残り400メートルでのゴーサインにしっかり反応して先頭に立つと、迫るリサリサ(2着)の追撃を首差退けた。

 木幡巧也騎手は「普段の脚質は差し馬だけどメンバーを見て差しが多かったし、以前から脚質が変わっていると聞いていました。出していったけど思った以上に反応良く、出ていって、いいところで息も入れられました。残したのは馬の力ですね。どこからでも競馬ができるのは強み。昇級してもクラスに慣れるのは早そうですね」と今後が楽しみな様子だった。

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