西山の日曜注目馬【東京11R・スレイプニルS】

 【東京11R・スレイプニルステークスクールミラボーから入る。今回と同じ舞台だった前走のブリリアントS・リステッドはスムーズに折り合い、直線もこの馬なりに脚を使っていたが、スローペースで4角(1)(2)番手で回った上位2頭が最後まで止まらなかった。展開に泣いた3着に終わったが、昇級初戦だったことを考えれば次につながる走りだったと言える。

 中6週のローテーションになるが、調教メニューは順調に消化できた。東京・ダート2100メートルは全4勝中3勝と得意にしているコース。2走前にコンビを組んだルメールも評価するドレフォン産駒が、オープン初勝利を手にしてさらなる飛躍のきっかけにする。

 ミスティックロアが連対を外したのは精神面の幼さを出した昨年のレパードS(14着)だけ。8戦して7連対の安定感で、前回も着差以上の強さ。昇級初戦から上位争いに加われる力がある。メイプルリッジは4戦すべて3着以内と好相性の舞台。前走のG35着からオープンに替わり、相手関係が楽になる一戦だけに巻き返す余地は十分だ。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル