【マーメイドS】トップハンデのミッキーゴージャスは13着惨敗 浜中俊騎手「最後は脚が上がったし斤量差もあって…」

ミッキーゴージャスは13着(カメラ・高橋 由二)
ミッキーゴージャスは13着(カメラ・高橋 由二)

◆第29回マーメイドS・G3(6月16日、京都・芝2000メートル、良)

 牝馬限定のハンデ戦は16頭立てで争われ、4番人気で最軽量タイのハンデ50キロ、永島まなみ騎手騎乗のアリスヴェリテ(4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)が、前走の2勝クラスVからの格上挑戦で14番枠からハナを奪い、後続を大きく引き離した逃げを打つと、そのまま逃げ切って2馬身差をつけて勝利を収めた。勝ち時計は、1分57秒2。

 永島騎手は10度目の重賞挑戦で初勝利。JRA所属の女性騎手によるJRA重賞勝利は、藤田菜七子騎手(19年カペラS=コパノキッキング)、今村聖奈騎手(22年CBC賞=テイエムスパーダ)に続く3人目。海外の女性騎手を含めると、ニュージーランドのロシェル・ロケット騎手が02年中山大障害・JG1(ギルデッドエージ)を制したほか、今年短期免許で来日していた豪州のレイチェル・キング騎手がアメリカJCC(チャックネイト)、東京新聞杯(サクラトゥジュール)で2勝を挙げており、5人目。

 2着は1番人気のエーデルブルーメ(川田将雅騎手)、3着は6番人気のホールネス(西塚洸二騎手)だった。

 浜中俊騎手(ミッキーゴージャス=13着)「スタートから、自然とあのポジションになりました。逃げた馬は斤量が軽いし強いと思っていたので、バテたところを追いかけるより最初から近い位置にいたいと思っていました。最後は脚が上がったし、(トップハンデ56・5キロを背負って)斤量差もあって、厳しい条件が重なりました」

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