◆第65回宝塚記念・G1(6月23日、京都競馬場・芝2200メートル)=6月21日、美浦トレセン
前走の大阪杯で2着だったローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は、坂路を62秒4―14秒3で駆けスピード感のある動きを披露。仕上がりは万全と言っていい。田中博調教師は「心身ともに問題なく、いい形で輸送を迎えられる」と手応えを口にした。中間はカイ食いがひと息だったが、「そこを考慮して調整し、しっかり調教を積んだので気にしていません」と、全く問題ないことをアピールする。
重馬場のスピカS(23年3月19日)では5着に敗れているが「あのときは仕上がりが良くなく、良馬場でも負けていたと思う。馬場が渋っても適性はあります」と、トレーナーは週末の雨予報も気にしていない様子。G1初制覇へ向け視界は良好だ。