ディープ最終世代オーギュストロダン、プリンスオブウェールズS勝利で“キングジョージ”1番人気に浮上

プリンスオブウェールズSでG1・6勝目を飾ったオーギュストロダン(ロイター)
プリンスオブウェールズSでG1・6勝目を飾ったオーギュストロダン(ロイター)

 アスコットで復活Vを飾ったディープインパクト最終世代のオーギュストロダン(牡4歳、A・オブライエン厩舎)が、次走として有力視される”キングジョージ”・英G1(7月27日、アスコット競馬場・芝2390メートル)で再び注目されている。

 同馬は現地時間19日に行われたプリンスオブウェールズS・G1(英アスコット競馬場・芝1990メートル)で3戦ぶりの勝利をゲット。この結果を受けて、英ブックメーカーのウィリアムヒルでは、キングジョージのオッズを3・5倍の1番人気(22日8時現在)に設定した。2番人気は今年の英国ダービー馬シティオブトロイ(牡3歳、A・オブライエン厩舎、父ジャスティファイ)が4・5倍。

 ディープ最終世代の素質馬の今年はドバイ・シーマクラシック12着、タタソールズゴールドC2着とタイトルから遠ざかっていたが、ロイヤルアスコット開催で昨年のブリーダーズCターフ以来となるG1・6勝目を手にした。なお、このレースで平地G1競走400勝を達成したエイダン・オブライエン調教師は、ウィリアム皇太子から大台達成を記念したラグを贈られた。

ウィリアム皇太子(左)から平地G1・400勝の祝福を受けるエイダン・オブライエン調教師(ロイター)
ウィリアム皇太子(左)から平地G1・400勝の祝福を受けるエイダン・オブライエン調教師(ロイター)

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