6月22日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル、13頭立て)は、7番人気のモンドデラモーレ(牡、美浦・千葉直人厩舎、父ワールドエース)が、直線で抜け出し、初陣を飾った。勝ち時計は1分49秒7(稍重)。
発馬を決め、前半1000メートルが1分3秒3のスローペースにも、内の3番手でしっかり折り合った。手応え良く直線に向くと、内からしっかり脚を使って抜け出し、ワンモアスマイルに1馬身半差をつけて勝った。杉原誠人騎手は「体の幼さを残しながらも、厩舎が大事に調教してくれました。カッとするところがありそうだったけど、いいスタートを決めてくれました。抜け出す脚も速かったし、いいものを持っています。あとはテンションが上がらなければ」と手応えを話した。
初の新馬勝ちとなった千葉調教師も「ゲートをうまく決めて、理想的なポジションで競馬をしてくれました。この距離で折り合えたのは大きいですね。今後は馬の様子を見て、オーナーサイドと協議してからですね」と先を見据えた。