永島まなみ騎手が「名付け親」の2歳馬が7日小倉デビュー!自らの手綱で初陣V導く

永島が名付け親のスリールミニョン
永島が名付け親のスリールミニョン

 JRA通算100勝まで「あと1」としている永島まなみ騎手(21)=栗東・高橋康厩舎=が「名付け親」となった2歳馬が、自身の手綱でデビューする。7日の小倉・芝1200メートル(牝馬限定)に出走する自厩舎所属でミスターメロディ産駒のスリールミニョンだ。

 同馬は4月に行われたJRAブリーズアップセールで牝馬最高額の1950万円。同じく高橋康厩舎に所属する2歳馬マナミンも所有する福盛訓之オーナーが落札した。高橋康調教師は「買ってもらった後に、まなみジョッキーに名前を決めてもらおうという話になり、いくつかの候補の中からこれになりました」と経緯を説明した。馬名はフランス語で「かわいい笑顔」という意味だ。

 永島は先月27日の栗東・坂路での追い切りに騎乗した。52秒0―12秒0とシャープな動きで僚馬に追走先着。「併せ馬でもしっかり動けていました。自分から前の馬を抜こうとする、前向きなタイプです。抜け出してからも集中して走れていました」と期待を高めた。今週は前日の小倉2R・2歳未勝利(芝1800メートル)にマナミンも出走予定。大台到達&ゆかりある馬たちとのコンビで何度も「かわいい笑顔」を浮かべる。(山本 武志)

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