7月6日の小倉2R・2歳未勝利(芝1800メートル=9頭立て)は単勝1・3倍と圧倒的な1番人気に支持されたジャルディニエ(牝、栗東・奥村豊厩舎)が好位から抜け出し、3馬身半差の完勝で初勝利を挙げた。父のアドマイヤマーズは現2歳が初年度で、これが産駒初勝利になった。勝ち時計は1分48秒6(良)。
道中は好位からスムーズに折り合っての追走。直線手前で逃げるオニムシャに並びかけると、直線で先頭に立ってからもしっかりとした脚取りで、全く危なげないレース内容だった。
坂井瑠星騎手は「初戦(2着)の内容も良かったですし、スムーズなレースで今日は順当勝ちだと思います」と評価した。
父のアドマイヤマーズは2歳時にデイリー杯2歳S、朝日杯FSの重賞2勝を含む無傷4連勝で最優秀2歳牡馬に選出。3歳時にもNHKマイルC、香港マイルを制しており、産駒は早い時期からの活躍が期待されている。