永島まなみ騎手が女性騎手2人目のJRA通算100勝「もっと上を目指せるように頑張りたいです」

JRA通算100勝を達成し、姉でバレットのみなみさん(左)と記念撮影に納まる永島まなみ騎手(カメラ・高橋 由二)
JRA通算100勝を達成し、姉でバレットのみなみさん(左)と記念撮影に納まる永島まなみ騎手(カメラ・高橋 由二)

 永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=は、7月6日の小倉3R(3歳未勝利、ダート1000メートル)で9番人気、単勝47・3倍で初騎乗のヨシノヤッタルデー(牡、栗東・中竹和也厩舎、父ファインニードル)を勝利に導き、女性騎手として藤田菜七子騎手に続く2人目のJRA通算100勝を達成した。先週、6月30日の小倉6Rをユメシバイで勝って王手をかけてから、7戦目での到達となった。

 JRA初勝利は2021年3月14日の中京2R(アクイール)。同年3月6日のJRA初騎乗から通算1688戦目で、女性騎手では最速(藤田騎手は通算2150戦目)のメモリアルVとなる。

 今年はこれで22勝目とした。6月にはマーメイドS・G3(アリスヴェリテ)で自身の重賞初勝利を飾るなど、存在感を示し続けている。

 永島まなみ騎手「ありがとうございます。デビューしてからたくさんの周りの方にサポートしていただいたおかげですけど、まだまだ技術不足の面もあるので、もっと上を目指せるように頑張りたいです。(100勝は)特段、意識はしていませんでしたが、周りからあとひとつと声をかけていただいていたので、ひとつでも早く達成したいと思っていました。(レースは)狭いところをしっかりと割ってきてくれて、馬に感謝です。すごくうれしかったです。重賞を勝たせていただいたりしたのはうれしいですけど、普段のレースでも技術不足だなと思う部分も多いです。(今後も)ひとつひとつの積み重ねが大事なので、丁寧に頑張りたいです。もっと技術を磨いていって一生懸命、精進したいと思います」

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