日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2024(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークは2日目を迎えた。7月9日は今年生まれた当歳馬のセールで、午前9時30分にスタートした。
上場番号301番の「シンプリーラヴィシングの2024」(牡、父キタサンブラック)は2億4000万円で落札された。リザーブ価格の設定はなしだったが、いきなり1億円のコールから競りが始まり、値段は徐々に上がっていった。父は前日の1歳馬セールで1歳馬市場最高額の5億9000万円で落札された「デルフィーノ2の2023」や、同じく4億円で落札された「アスコルティの2023」を送り出したが、この日も早速存在感を示した。母は米G1のアルシバイアディーズSを勝っている。購買者はサイバーエージェント社長の藤田晋氏。