◆第56回函館2歳S・G3(7月13日、函館競馬場・芝1200メートル)=7月9日、函館競馬場
カルプスペルシュ(牝2歳、栗東・石坂公一厩舎、父シュヴァルグラン)は、全休明けのこの日はダート、Wコースで軽めの運動。10日の最終追い切りに備えた。「一回使ってピリッとしてきましたね。調教では乗りやすくて折り合いもつく」と、松原助手は順調な調整ぶりを伝えた。
伯母に重賞3勝をマークしたプリモシーンがいる血統馬。「根性がある」と同助手が言うように、デビュー戦は4着までが首、首、首差だった接戦を制した。「軸と体幹がすごくしっかりしている」という完成度の高さも魅力。今年が2世代目になる父シュヴァルグランに、重賞初勝利をプレゼントできるか注目だ。