結婚発表から一夜明けの藤田菜七子騎手「より一層頑張りたい」 美浦トレセンは祝福ムード「式に呼んで」

結婚発表から一夜明け、調教騎乗する藤田菜七子騎手(カメラ・荒牧 徹)
結婚発表から一夜明け、調教騎乗する藤田菜七子騎手(カメラ・荒牧 徹)

 7月10日に藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=が、JRA職員との結婚を発表したことを受け、美浦トレセンは祝福ムードに包まれた。11日は2頭の調教をつけ、取材に応じた菜七子騎手は「たくさんの方におめでとうと言ってもらいました。今後はより一層頑張りたいですね」と気を引き締めた。

 同じ根本厩舎に所属する2人の兄弟子も、発表を受け素直に喜びを表した。丸山元気騎手は「結婚おめでとうございます。これで菜七子さんも僕に優しくなってくれるかな(笑い)」とユーモアたっぷり。野中悠太郎騎手は「公私ともに頑張ってくれれば。先月(6月)ぐらいに結婚すると言われました。(来月で27歳で)もうそんなにたつのかと思いましたね。けがだけはしないように頑張ってもらって夫婦生活を楽しんで欲しい」とエールを送った。

 美浦に所属する同期からも喜びの声だ。木幡巧也騎手=美浦・牧光二厩舎=は「他の同期なんかも結婚している年齢ですし、みんな大人になったなと思います。おめでたいことなので素直に祝福したいと思いますし、結婚式に呼んでくれればいいですね(笑い)」とにっこり。菊沢一樹騎手=美浦・フリー=は「結婚しようと考えていると話していましたし、本当におめでたいことだと思います。結婚してもジョッキーを続けるところも菜七子らしいですし、これまで新しい道を切り開いてきたので、これからも活躍できると思います。僕も結婚してから責任感がさらに増しましたし、今後の活躍がどうなるか注目されると思いますが、同期としてとにかく幸せになって欲しいですね」と喜んだ。

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