今年のマーメイドSで永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=とのコンビで重賞制覇を飾り、注目を集めたアリスヴェリテ(牝4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)に米国のブリーダーズC遠征プランが浮上した。現在は放牧に出されており、夏場は休養に充てるが、秋はエリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル)か、ブリーダーズCフィリー&メアターフ・G1(11月2日、デルマー競馬場・芝2200メートル)が大目標になる。管理する中竹調教師が明らかにした。
「環境の変化に対しては大丈夫だと思う。馬がいないと寂しがるところはあるが、今年は他にも(日本から)行く馬がいるみたいだからね」と中竹調教師は説明。あくまで選択肢の一つで、今後は状態などを見ながら、最終的な方針を決める。
また、僚馬で今年の京都金杯を勝ったコレペティトール(牡4歳、父ジャスタウェイ)は安田記念(12着)以来のレースについて、状態を見ながら、関屋記念・G3(8月11日、新潟競馬場・芝1600メートル)を視野に入れている。