7月14日の小倉6R・2歳新馬(芝1200メートル=8頭立て)は、松山弘平騎手騎乗の5番人気ラブアイミー(牝2歳、栗東・森田直行厩舎、父サンダースノー)が逃げの手に出ると、そのまま後続を寄せ付けず完勝した。2着には1馬身1/4馬身差で1番人気のオニマル(幸英明騎手)。さらに2馬身半差の3着に2番人気のブルーサンセット(西村淳也騎手)が入った。勝ち時計は1分11秒3(不良)。母は20年のCBC賞を制したラブカンプー。なお、サンダースノー産駒はこれがJRAでの22勝目だが、これまではすべてダート戦。産駒初の芝ウイナーとなった。
松山騎手は「スタートがよかったですし、1200メートルも合っています。小倉の小回りもよかった。お母さんと同じ軽い走りをしますし、こういう重い馬場もピッチでこなしてくれた。待って、待ってよりはスピードを生かす競馬をさせてもらいました。それに応えて、よく頑張ってくれたと思います」と笑顔をみせた。
管理する森田調教師も「ラブカンプーはこういう馬場が大丈夫だったからね。体形や走りもそっくりだし、スピードがあるのはわかっていた」とご機嫌だった。