◆第72回中京記念・G3(7月21日、小倉競馬場・芝1800メートル)
ここ4戦、リステッドでコンマ3秒差以内と安定した走りを続けているアナゴサン(牡6歳、栗東・牧田和弥厩舎、父ミッキーアイル)。7月に入ってから4、10日と栗東・CWコースで続けて5ハロン67秒台をマークし、重賞初制覇へ態勢を整えてきた。牧田調教師は「(10日は)さっとやりました。順調にきていますよ」と元気いっぱいな様子を伝える。
前走の米子Sは、内枠のトゥードジボンを行かせて2番手からの競馬でしぶとく粘って3着。トレーナーは「前走はもう少しのところでした。先行して粘り切る競馬がいい。小回りはいいと思うし、平坦も良さそう」と指摘。10戦ぶりとなるコーナー4つの競馬で、先行力を生かす構えだ。