7月20日の小倉9R・ひまわり賞(2歳オープン、芝1200メートル=18頭立て、九州産馬限定)は永島まなみ騎手が乗った単勝2番人気のケイテンアイジン(牡2歳、栗東・谷潔厩舎、父アレスバローズ)が大きな出遅れを克服し、直線で大外から前をとらえた。これでデビューから2連勝となった。勝ちタイムは1分10秒7(稍重)。3/4馬身差の2着には1番人気のエイヨーアメジスト(田口貫太騎手)、さらに首差の3着に3番人気レーニス(秋山稔樹騎手)が入った。
永島騎手は「駐立は我慢してくれていたんですけど、周りがごそごそして気が入ってしまって出遅れました。前が流れてくれたのもありますが、初戦とは違いハミを取ってくれました。直線でも脚を使ってくれて、今日は馬の力に助けられました」とほっとした表情で振り返った。
母カシノティーダは18年の同レースを制覇。昨年のテイエムチュララン(母テイエムチュラサン)に続く母子制覇となった。なお、生産者の本田土寿氏は18年(カシノティーダ)、19年イロゴトシ、20年ヨカヨカ、21年ヒノクニと4連覇しており、3年ぶりの制覇となった。