【福島3R・2歳未勝利】石川裕紀人騎手の腹をくくった作戦が奏功 カガバベルが2戦目で初勝利

初勝利を飾ったカガバベル(カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったカガバベル(カメラ・荒牧 徹)

 7月21日の福島3R・2歳未勝利(芝1200メートル=13頭立て)は、インをピッタリ立ち回った6番人気のカガバベル(牡2歳、美浦・萱野浩二厩舎、父タワーオブロンドン)が、直線で抜け出して初勝利。勝ち時計は1分10秒2(良)。

 石川裕紀人騎手の腹をくくった騎乗が初勝利をたぐり寄せた。スタート後に各馬が先行争いを繰り広げる中、ポッカリとスペースが出来た内ラチ沿いへ誘導。各馬が外めに進路を取った直線でもインを選択し、早めに抜け出して押し切った。鞍上は「最初にポジションを取ったところからインで動かず、進路が開くだろうと腹を決めた。脚もたまっていたし、うまく行きました。まだこれからの馬だと思うので、力をつけてくれれば」と好騎乗Vを振り返った。今後の予定はオーナーと相談したうえで決められる。

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