小倉11R・中京記念・G3・馬トク激走馬=アルナシーム
前走のエプソムCは5着と敗れたが、橋口慎介調教師は「手前の替え方がぎこちなかった」と左回りに敗因を求めた。小倉コースは今年の小倉大賞典4着以来。ハイペースを早めに追いかけたことで、外から差し込まれたが地力の高さは十分に示した一戦だった。
中間は6月25日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩。3週連続で横山典弘騎手を背にCWコースで追い切られ、滑らかな身のこなし、リラックスした姿で駆けた。道中で力むことなく追走できれば、持ち前の爆発力が生きてくる。好枠からスムーズに運んでラストのひと押しが利けば、重賞タイトルに近づく。