【中京記念】横山典弘騎手「アルナシームと勝ててうれしいです」手塩にかけ仕上げた愛馬が待望の重賞初V 

アルナシーム(手前)がエピファニー(左)をゴール前で競り落とす(カメラ・高橋 由二)
アルナシーム(手前)がエピファニー(左)をゴール前で競り落とす(カメラ・高橋 由二)

 7月21日の小倉11R・第72回中京記念・G3(3歳上オープン、芝1800メートル、ハンデ=14頭立て)は横山典弘騎手が乗った5番人気アルナシーム(牡5歳、栗東・橋口慎介厩舎、父モーリス)が中団から徐々に進出し、直線の攻防を首差でしのいで重賞初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分47秒2(良)。

 2着には内から伸びた1番人気のエピファニー(杉原誠人騎手)、さらに半馬身差の3着に1番人気エルトンバローズ(西村淳也騎手)が入った。

 横山典騎手は「とても繊細な馬なので、リズムだけ特に気をつけました。下が緩かったのでもたもたしたけど、よくしのいでくれました。初めて乗せてもらった3走前から、攻め馬から競馬も橋口先生と、厩務員さんと3人であれこれ考えながら仕上げてきたので、アルナシームと勝ててうれしいですし、このままいい状態で秋を迎えられたらと思います」と笑顔でコメントした。

 橋口調教師は「(レースは)言うことなかったですね。ジョッキーも完璧に乗ってくれて、結果が出ました。パドックも落ち着いていましたし、レースでも上手に折り合って走れていた。典さんのアドバイスを取り入れて、馬もよく応えてくれました。重賞は取らさなければいけない馬だったので、ひとつ勝ててほっとしています。ずっと頑張ってくれたので、ちょっと休ませてから考えたいと思います」と胸をなでおろしていた。

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