【レパードS】野中「穴」太郎アラレタバシルで重賞初制覇だ、菜七子の“兄貴分”

所属する根本厩舎のアラレタバシルで重賞初制覇を狙う野中
所属する根本厩舎のアラレタバシルで重賞初制覇を狙う野中

◆第16回レパードS・G3(8月4日、新潟競馬場・ダート1800メートル)

 レパードS・G3(4日、新潟)で、デビュー10年目の野中悠太郎騎手(27)=美浦=が、所属する根本厩舎のアラレタバシルとのコンビで重賞初制覇を狙う。定年引退まで約1年半となった“師匠”に厩舎としても初となるタイトルをプレゼントできるか。

 パートナーとはこれが10戦中8戦目の騎乗。この中間も付きっきりでコンタクトを図り、癖は知り尽くしている。「先生ももうじき定年ですし、何とかものにしたい気持ちは強い」と自信をにじませた。

 人気薄での好走が目立ち「穴太郎」のニックネームでも知られる野中。ダート1800メートルでは連対率100%の相棒と臨む一戦に「今回は流れるか、すごく流れるかだと思う。少なからずチャンスはある」と戦略を練る27歳。1年下の“妹分”である菜七子が先月10日に結婚を発表。人馬の絆で勝利をたぐり寄せ、厩舎をお祝いムード一色に染める。

(石行 佑介)

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