◆ダリア賞(8月4日、新潟競馬場・芝1400メートル)
今年の2歳戦で、すでに5勝を挙げている永島まなみ騎手(21)=栗東・高橋康厩舎=は、サニーサルサで4日の新潟11R・ダリア賞に挑む。「前走はきつい流れでしたが、最後まで頑張ってくれました」と自らが勝利に導いた新馬戦(6月8日、京都・芝1600メートル)を振り返った。前半800メートルを45秒9というハイペースをしのいだ内容は価値があり、〈2〉〈5〉〈10〉着馬が次走以降に勝ち上がったように、ハイレベルな一戦だった。
先月25日の1週前追い切りに騎乗。栗東・坂路を52秒3―12秒8と抜群のスピード感で駆け上がった。「短距離馬の体になって帰ってきました。今回も逃げる形になりそうですが、1400メートルになるのはいいと思います」と手応えはばっちり。
「負けん気が強い女の子なんです」とカイバを食べるパートナーに笑顔で視線を送るまなみ。勝負根性のある人馬が、新潟で2つ目の白星をつかみにいく。(山下 優)