◆第59回関屋記念・G3(8月11日、新潟競馬場・芝1600メートル)
ジュンブロッサム(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ワールドエース)が、得意のマイル戦で重賞初Vを狙う。当距離は7戦2勝2着2回。1度も掲示板を外しておらず、アーリントンC4着など重賞でも上位争いにも食い込んでいる。「若い頃はいろいろとチグハグでかみ合わなかったけど、重賞でもやれると思っている」と友道調教師はタイトル奪取へ力を込めた。
新潟では、一昨年に1勝クラスの出雲崎特別(芝1800メートル)をコースレコード(当時)で勝利した実績がある。常にラスト3ハロンはメンバー上位を計時している末脚が武器で、長い直線は絶好だ。「最近崩れたのは雨馬場だった2走前(5着)だけ。それ以外は速い上がりで走れているし、今の新潟の馬場も合うんじゃないかな」とトレーナーの期待も大きい。