◆第59回関屋記念・G3(8月11日、新潟・芝1600メートル)=8月6日、美浦トレセン
前走の安田記念で13着と大敗したパラレルヴィジョン(牡5歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)が、巻き返しに好態勢を築いている。前走後はここ1本にしぼって調整。6日は坂路を68秒3―16秒8で軽く流した。国枝調教師は「あんまり表に気合を出さないタイプだけど、暑い中でもとくに問題なくきているよ」と、手応えを口にする。
気になるのは新潟の舞台。条件戦では左回りの東京で3勝を挙げているが、オープン入り後の2勝はどちらも中山と右回りの方が結果を残している。それでもトレーナーは「特に回りどうこうはないよ。そんなに乗りづらい馬でもないしね」と、全く問題ないことを強調。「素質は高い馬だし、頑張って欲しいね」と期待を込めた。