【注目馬動向】キタサンブラックの半弟シュガークンは菊花賞を見送り 清水久調教師「可能なら有馬記念を大目標に」

シュガークン
シュガークン

 G1・7勝馬キタサンブラックの半弟で、今年の青葉賞を勝っているシュガークン(牡3歳、栗東・清水久詞厩舎、父ドゥラメンテ)は当初、目標にしていた菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル)への出走を見送ることになった。管理する清水久調教師が8月9日、明らかにした。

 同馬は日本ダービー7着後、現在は放牧に出ている。清水久調教師は「暑い時期に無理はさせたくない。賞金的に可能なら有馬記念(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)を大目標にしていきたい」と説明。半兄のキタサンブラックは2017年の有馬記念で有終Vを飾っており、暮れのグランプリ出走となれば兄弟制覇を狙う一戦となる。

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