国際競馬統括機関連盟(IFHA)のロンジンワールドベストホースランキングが8月9日、発表された。今年1月1日から8月4日までに実施された世界の主要レースが対象で、レーティング120(単位はポンド)以上の34頭が掲載された。
ドバイ・ワールドC覇者のローレルリバー(牡6歳、UAE・Bシーマー厩舎、父イントゥミスチーフ)が128ポンドで1位をキープ。レーティングも前回から変動はなかった。2位は7月27日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS・英G1を、2着に2馬身4分の1差をつけて完勝したゴリアット(セン4歳、仏・Fグラファール厩舎、父アドラーフルーク)が125ポンドで新たにランクイン。前回2位タイだったシティオブトロイ(牡3歳、愛・Aオブライエン厩舎、父ジャスティファイ)、レベルスロマンス(セン6歳、UAE・Cアップルビー厩舎、父ドバウィ)の2頭は123ポンドで3位タイとなっている。
日本調教馬は5頭が掲載された。前回6位タイだった宝塚記念Vのブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)は121ポンドで10位タイ。前回13位タイだった日本ダービーの勝ち馬ダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)、ドバイ・シーマクラシック2着のシャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)、サウジC、ドバイ・ワールドC2着のウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)に加え、金鯱賞・G2の5馬身差の圧勝が再評価されたプログノーシス(牡6歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)が120ポンドで18位タイとなった。