8月10日の新潟11R・BSN賞・リステッド(ダート1800メートル=15頭立て)は、9番人気のブレイクフォース(牡5歳、美浦・中舘英二厩舎、父アジアエクスプレス)が、大外一気の差し切り勝ち。2着に11番人気のゲンパチルシファー、3着に4番人気のヴァンヤールが入り、3連単は54万7990円の波乱となった。勝ちタイムは1分51秒0(良)。
スタートはやや合わず後方2番手を追走。前が速い流れで飛ばす中、そのままじっくりと末脚を温存。4角ではうまくさばいて大外に持ち出されると、末脚を爆発させて最速の上がりで差し切った。
オープン入り2戦目での勝利に、田辺裕信騎手は「割と早い段階から上にいける馬だと思っていました。けがで順調さを欠いていたけど、これぐらいの力はあると思っていたし良かったです」と喜んだ。次戦は地方のダートグレード競走などが視野に入る。