◆ベルリン大賞・独G1(8月11日、ホッペガルデン競馬場・芝2400メートル、良)
武豊騎手=栗東・フリー=が、凱旋門賞・仏G1(10月6日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)でコンビを組む予定のアルリファー(牡4、愛国・Jオブライエン厩舎、父ウートンバセット)が、直線で後続を突き放して圧勝した。勝ち時計は2分30秒29。
22年9月、デビュー3戦目のヴィンセントオブライエンナショナルS(愛カラ競馬場、芝1400メートル)以来となるG1・2勝目。前走のエクリプスS・G1(英サンダウン競馬場、芝1990メートル)に続いて騎乗のDマクモナグル騎手=アイルランド=が勝利へと導いた。
キーファーズの松島正昭オーナーが同馬を共同所有。この日、武豊騎手は札幌競馬場で、アルリファーでの凱旋門賞参戦について「うれしいですね。ビッグオファーだと思います。(ベルリン大賞を)勝ってほしいですね」と話しており、快勝でレジェンドの期待に応えた。