【岩田康誠の熱血!!競馬道】札幌記念のノースブリッジ 思い通りの調整こなせた

岩田康誠騎手が騎乗し、軽快な動きを見せたノースブリッジ
岩田康誠騎手が騎乗し、軽快な動きを見せたノースブリッジ

 札幌記念はノースブリッジに騎乗します。今週は火曜日から札幌でコンタクトを取り続け、最終追い切りも任されました。芝コースで行った調教のテーマは「整える」。負荷は美浦でしっかりと追った1週前の段階で十分にかけていますから、サッと流す程度の単走で無理する必要はありません。3ハロン42秒2―12秒8と時計は遅くても、いいフォームで動けていました。心身ともにいい状態で送り出せそうです。

 木曜追いにしたのは週初めのテンションが少し高く感じたからです。しかし、負荷をかけた調教後に北海道へ輸送したのだから仕方ない。今は問題ありません。もともと、環境の変化に敏感な馬でしたが、この春の海外2戦【注1】で本当にたくましさを増しているんです。何より思い通りのメニューをこなせた、この日の走りが成長を物語っています。

 この春2戦は強い相手でもいい内容で走れています。香港の少し力のいる芝で好走した前走を考えれば、洋芝にも対応できるはずです。行ければ行きたいですが、あくまで馬とのリズム優先です。全力を引き出し、もう一度大きな舞台へ挑むための弾みにしたい。

 最後に、息子の望来が武者修行中のフランスで初勝利【注2】を挙げました。本人から「勝ってよかった」という連絡もありました。騎乗数は少なかったですが、向こうでいいレースはしていましたから。来週には帰国予定とのこと。その前に北の大地の大一番で、いい姿を見せたいですね。

(JRA騎手)

 【注1】2月にカタールのアミールトロフィー・G3で道中2番手から4着後、4月に香港のクイーンエリザベス2世C・G1でハナを切って小差3着。

 【注2】岩田望は今月8日、フランス・サンマロ競馬場での一般レース(芝2500メートル)でメイショウボヌールに騎乗し、海外初勝利。

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