◆第60回CBC賞・G3(8月18日、中京競馬場・芝1200メートル)=8月17日、栗東トレセン
昨年の阪急杯を勝ったアグリ(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父カラヴァッジオ)は朝一番の坂路を1本。66秒6―14秒8で流し、レース前日の調整を終えた。2月のサウジアラビア遠征以来の約半年ぶりだが、落ち着きがあって気配も悪くない。杉山晴調教師は「順調にきています。(追い切りは)もうひとつ動けそうな感じではありましたけど、それなりにまとまって走れています」とうなずいた。
58・5キロのトップハンデを課せられたが、G1や海外遠征以外は崩れていないのは力があるからこそ。「目標のスプリンターズSに向かうためにも、いい競馬をしてほしい」とトレーナーも期待を持って臨む一戦。鈴鹿サーキットに比較的近い中京で、好発進を決めたいところだ。