【札幌記念】岩田康誠騎手「初めて完璧に近いレースできた」2番手から押し切ったノースブリッジV

岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが直線抜け出し快勝(カメラ・高橋 由二)
岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが直線抜け出し快勝(カメラ・高橋 由二)

◆第60回札幌記念・G2(8月18日、札幌・芝2000メートル、良)

 実績馬が集合した夏の「スーパーG2」は11頭(ボッケリーニは競走除外)で争われ、岩田康誠騎手が手綱を執った5番人気のノースブリッジ(牡6歳、美浦・奥村武厩舎、父モーリス)が道中2番手を進み、直線入り口で前をとらえてV。23年アメリカJCC以来の重賞3勝目を飾った。勝ちタイムは1分59秒6。

 2着は3番人気のジオグリフ(横山武史騎手)、3着は4番人気のステラヴェローチェ(横山典弘騎手)が入った。

 岩田康誠騎手(ノースブリッジ=1着)「今までやって来た経験や海外遠征が今日の走りにつながったと思います。前半に力んだり、体力を削られることがあったけど、今回はカタールや香港での経験で馬が充実していました。初めて完璧に近いレースができたと思います。1コーナーを過ぎてから、自分のペースで行けました。このペースで行けるんだ、というレース。だからこそ、3コーナー過ぎから4コーナーで素晴らしい瞬発力を出せました。(秋は)去年のノースブリッジと違うところを見せたいと思います」

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